ホテル運営会社「ローヤル」(北海道伊達市)、負債は約6億円に(帝国データバンク調べ)
2024年6月12日(水) 配信
北海道伊達市のホテル運営業者「ローヤル」(河原文博社長)は6月3日(月)、札幌地裁室蘭支部に自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約6億円。
同社は1972(昭和47)年7月に設立。地元の顧客を対象に、宴会場や結婚式場を備えてスタートした。観光客やビジネス客などの宿泊需要にも対応して業容を拡大し、2015年6月期には年間収入高約2億7000万円を計上していた。
しかし、ホテル建設に伴う金融機関からの借入金が負担となるなか、20年以降は新型コロナの影響を受け、資金繰りが悪化した。