「キャプション by Hyatt なんば 大阪」が開業 ”オモロイ“発見する新しいホテルに
2024年6月12日(水) 配信
ハイアットホテルズコーポレーション(マーク・ホプラメジアン社長兼最高経営者、米国)は6月12日(水)、「キャプション by Hyatt なんば 大阪」(福田慎太郎総支配人、大阪府大阪市中央区)を開業した。同ホテルはサンケイビル(飯島一暢社長、東京都千代田区)とハイアットの関連会社が締結したフランチャイズ契約に基づき、グランビスタホテル&リゾートが運営する。客室数は全167室。
「キャプション by Hyatt 」は2019年にハイアットが発表した新ブランドで、22年6月にアメリカのメンフィスで第1号店がオープン。24年4月の中国・上海に続き、今回の大阪が3店舗目となる。今後は25年に東京・兜町とベトナム・ホーチミン、数年以内にオーストラリア・シドニーでも開業を予定している。
同ブランドの特徴は地域活性化。大阪ではロビーではなく、コミュニティスペースとして「トークショップ」を設置した。地産地消を取り入れたフードメニューの提供や、なんばの文化や笑い、伝統にちなんだイベントなどを開催予定で、地元のさまざまな“オモロイ”を発見できる新しいカタチのホテルを目指す。
福田総支配人は「ホテルには遊び心のあるアートや関西弁を使用した館内表示など、今までのホテルとは異なるオモロイ表現が散りばめられている。地元の『ええもん』を体験いただき、皆様のなんばをアップデートしてもらえれば」とし、地域との懸け橋になるホテルを目指していきたいと意気込んでいる。