静岡県旅行業協会、研修と会員数増へ 「皆様と切磋琢磨する」
2024年6月13日(木) 配信
静岡県旅行業協会(嶋津禎武会長、153会員)は6月12日(水)、ホテルアンビア松風閣(静岡県焼津市)で2024年度通常総会を開いた。今年度は研修事業に積極的に参加し、会員の資質向上をはかるほか、会員増加と㈱静旅ブランドの旅行商品を造成する。
嶋津会長は「皆様に還元できる事業や情報提供を行う。知恵を借り、切磋琢磨しながら進めていきたい」と方針を語った。
来賓の全国旅行業協会(ANTA)の北敏一副会長は、旅行業の更新登録で直近の決算書類を用いて計算する基準資産額が法で定める額を下回った際、コロナ禍前の決算書で計算できる救済措置について、「今年度で終了する。(現在)皆様が対策を考えていると思う。これを受けて、観光庁に見直しを繰り返し求めていく」と語った。
同日には静旅協・協定会員連盟(風間秀一会長、104会員)が24年度の総会を開いた。
風間会長は「団体が戻ることで、コロナ前の業績に回復する。今日は旅行会社が60社ほど来ている。商談会を成功に導いてほしい」と呼び掛けた。
今年度は旅行業協会との合同事業である特典サービスプラン「湯~旅プラン」を展開。静岡県旅行業協会と協力してマーケットの開拓と宣伝活動も強化する。
総会後には合同懇親会が開かれ、盛会裏に終了した。