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上野村の浜平温泉しおじの湯で「ひのき露天風呂フェア」 6月末まで

2024年6月14日
営業部:古沢 克昌

2024年6月14日(金) 配信

上野村森林組合のヒノキ端材を湯船に浮かべる

 豊富な森林資源の恩恵を受けるとともに、保全や活用に関する林業や事業が盛んに行われている群馬県・上野村。村内の浜平温泉しおじの湯では、6月末まで木材加工や木工品の製作を行う上野村森林組合のヒノキ端材を湯船に浮かべる「ひのき露天風呂フェア」を期間限定で開催している。

 心地よい香りが特徴的なヒノキは、気持ちを落ち着かせる効果があるといわれる。しおじの湯の特徴的なメタケイ酸たっぷりの温泉成分の湯に、プカプカと浮かぶヒノキを眺めながら体を温めることで、美肌効果とストレスの軽減や質の高い睡眠効果が期待できる。

 森林面積95%の上野村の森林整備や木材加工を行う上野村森林組合。森林資源に付加価値を付けるために始めた木工品部門では家具や食器、おもちゃなど製作・販売している。

 ヒノキ材は水に強く、耐久性が高いため、古くから高級建築材として利用されており、上野村森林組合ではその特徴を生かした風呂に入れて楽しむ「おふろであそぼ」や口当たりが柔らかくて軽い箸「箸上野村桧」を製作している。

 今回のひのき露天風呂フェアで使用している端材は、柱や板などの資材を作る過程で出たもので、上野村では環境保全に積極的に取り組んでおり、SDGsの一環としてヒノキ端材を使用している。

 また、しおじの湯内の食事処しおじやでは、上野村産はちみつを使った期間限定「はちみつソフト」の販売を開始した。濃厚なのにさっぱりとした甘さとアーモンドのカリカリ感が相性抜群のソフトクリームで、疲労回復や健康に良い効果が期待できる。さらにエゴマを使った「冷や汁うどん」やタイ人スタッフ直伝の「グリーンカレー」などの夏メニューも販売を開始した。

 浜平温泉しおじの湯の営業時間は午前11時~午後7時(土曜は午後8時まで)、火曜定休日。入浴料金は大人(12歳以上)600円、70歳以上500円、子供400円。

 問い合わせ=浜平温泉しおじの湯 ☎0274(59)3955。

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