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ワシントンホテル、ホテルグレイスリーでフランス料理の朝食フェア 7月1日から(藤田観光)

2024年6月19日
編集部:飯塚 小牧

2024年6月19日(水) 配信

「Spice up Your Morning~旅するプティ・デジュネ~」

 藤田観光は運営するWHGホテルズの「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」で7月1日(月)から、フランスの名物料理を楽しむ朝食フェア「Spice up Your Morning~旅するプティ・デジュネ~」を開始する。全国の15ホテルで9月8日(日)まで楽しめる。

 WHGホテルズでは「早起きしたくなる、朝ごはん。」をコンセプトに、季節や地域に合わせて手作りにこだわった常時40種類以上のビュッフェメニューを用意している。昨年のワシントンホテル開業50周年、ホテルグレイスリー開業15周年を経て、朝食で「スパイスアップ(活気づける)してほしい」という想いを込め、今年から年4回のシーズナルフェアとして、ビュッフェの一部コーナーを彩る「Spice up Your Morning」を開始した。

 現在は第1弾として「Spice up Your Morning~みんなで選ぶカレー選手権in2024~」を開催中で、全国16ホテルで選手権で優勝した新宿ワシントンホテルの「牛すじと10種のブレンドオリジナルカレー」を提供している。

 第2弾となる「Spice up Your Morning~旅するプティ・デジュネ~」はこの夏、五輪開催地として注目を集めるフランス各地の郷土料理、名物料理を「プティ・デジュネ」(フランス語で朝食)で楽しんでもらおうと企画した。

 WHGホテルズがあるエリアとフランスの8地域は気候や食生活、文化などさまざまな共通点があるとし、フェアではアルザス地方と札幌、ブルゴーニュ地方と京都、プロヴァンス地方と福岡など、似通った特徴のある地域を紹介。参加の15ホテルの朝食メニューの一部としてそれぞれ異なる2~5メニューを提供する。全体ではフェアメニューを30メニュー展開する予定。

二宮栄治料理担当部長

 15ホテル共通で提供するのは、今回のフェアのシンボルメニューと位置付ける「クロワッサンペルデュ」。クロワッサンを使ったフレンチトーストで、フランスで硬くダメになったパン「パンペルデュ」を美味しく蘇らせる定番のメニューをアレンジした。開発にあたっては、フェア開催前の発表会で藤田観光WHG事業部マーケティング室の二宮栄治料理担当部長が「外はカリっと中はしっとりとさせるため試行錯誤を繰り返した」と苦労を明かした。

 このほか、メニュー例としては白いんげん豆がベースのフランスの伝統的煮込み料理「カスレ」やブルゴーニュ地方の伝統的な豚肉や野菜の料理「ポテ」、ノルマンディー地方の豚肉やリンゴを煮込む料理「ポークノルマンディー」などがある。

新宿ワシントンホテルの取り組み

 「ワシントンホテル」は1973年に創業し、昨年開業50周年を迎えた。「出張旅費の範囲で、一杯飲んで、お土産も買えるホテル」をコンセプトに、札幌に第1号店を開業し、“ビジネスホテル”というジャンルを確立した。

 現在は全国の主要都市に20施設を展開。旗艦店ともいえる、新宿ワシントンホテルは1983年に開業し、世界初の自動フロントシステムを導入して話題となった。建物は開業当時から変わっていないが、現在、順次客室のリニューアルを行っており、今年中に計画している7フロアの改装が終わる見込み。

宿泊者専用の無料休憩所

 近年はインバウンド客の利用も多く、無人のクロークやアメニティを運搬するロボット、バスを待つ際の無料休憩所などソフト面ハード面での整備を行い、幅広い客層を受け入れている。

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