ヨギオテジャパン、日本のホテル4社と直接契約 日本の観光・旅行業界とのパートナービジネス強化
2024年6月20日(木) 配信
ヨギオテジャパンはこのほど、日本のホテル企業4社と直接契約を結んだ
韓国の大手OTA「ヨギオテ」を運営するヨギオテカンパニーの日本法人ヨギオテジャパン(チョン・ミョンフン代表、東京都千代田区)は、韓国から日本へのインバウンド旅行事業の拡大をはかる目的で、ビジネスパートナーとして日本企業4社と直接契約を結んだ。
このほど新たに直接契約を結んだのは、三井不動産ホテルマネジメント、ベッセルホテル開発、ホテルモントレ、ホテルマネージメントジャパンの4社。
同社は、ビジネスパートナーとの直接契約によって、宿泊施設側の集客拡大と旅行者側の満足度向上というメリットを生かし、現在、日本国内で約200軒のホテル・旅館と提携している。
事業拡大に向けた取り組みとして、2024年末までに、提携先を400軒に増やす方針だ。また、若年層を中心とした韓国の訪日自由旅行者に日本国内のホテル・旅館を紹介するため、「ホテル特価スペシャルプライス」や、同時購入者が増えるほど割引率が高くなる「共同購買」、地域や宿泊施設の種類を選定してPRする「ブランド企画展」などの韓国内でのプロモーションを、24年下半期から始める予定。
さらに、インバウンド旅行者の誘致に積極的な自治体との連携を強化し、日本のさまざまな旅行地の魅力を紹介する「日本の小都市旅行コンテンツ」を韓国のインフルエンサーを起用して韓国人観光客向けに情報発信していく。
今後、28年までに提携先のホテル・旅館を3000軒に拡大し、同年の売上高1100億円を目指す。