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東旅協協定会員連盟、会員の発信を強化 「Webの積極的活用へ」

2024年6月24日
編集部:長谷川 貴人

2024年6月24日(月) 配信

東京都旅行業協会協定会員連盟の児島博司会長

 東京都旅行業協会協定会員連盟(会長=児島博司・浪漫の館月下美人社長、130会員)は6月19日(水)、東京都内で2024年度通常総会を開いた。今年度は会員情報発信の強化をはかるため、会員施設を紹介する総合カタログの発刊に代わり専用のホームページ制作に着手するなど、デジタル化を推進する。

 会員総合カタログのWeb移行について、児島会長は「(Web上で)既存のプログラムが見られるようにして、冊子に掲載していた会員施設の情報を組み込んでいく。旅行業者がすぐに見られるようにするなど、Webの積極的な活用を考えていきたい」と話した。

 他方、児島会長は「消費税が旅館業にとって非常に重要な問題」との認識を示した。他業種と比べて徴収額が倍になることもあると述べ、このほかの問題とともに「東京都旅行業協会と一緒に、問題を解決しながら対処したい」と語った。

 24年度事業計画では、多様な業種からの新規参入を推進し、会員増強に努めるとしている。会員情報発信の強化をはかるため、総合カタログ専用のホームページ制作に着手するほか、広告メールの活用や旅行業者との対面でのPRが可能な機会の創出や情報の提供など、会員の営業強化につながるよう努めていく。

 また、来年1月に東京で開かれる国内活性化フォーラムや、東旅協福利厚生事業(提携保養施設)への協力、全旅クーポン制度の周知強化と入会促進などに取り組む。

 総会後、別会場で通常総会を開催した東京都旅行業協会と合同で名刺交換会、業務懇談会が開かれ、盛会裏に終わった。

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