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観光アプリ大幅バージョンアップへ、ハローキティとXR体験など、大阪観光局

2024年6月27日
関西支社:土橋 孝秀

2024年6月27日(木)配信

ハローキティとコラボ(右端が溝畑宏理事長)

 大阪観光局(溝畑宏理事長)は27日(木)、運営する観光アプリ「Discover OSAKA」に、サンリオ(東京都品川区)の人気キャラクター「ハローキティ」と一緒に写真が撮れるXR(クロスリアリティ)体験コンテンツや飲食店での顔認証決済サービスを導入するなど、大幅に機能を向上させ、7月以降順次サービスを開始すると発表した。

 XR体験は、府内観光スポットでスマホをかざすと画面上に3Dのハローキティが出現し、一緒に記念撮影ができる仕組み。大阪城や通天閣、HEP FIVE観覧車、梅田スカイビル空中庭園など13カ所で体験できる。撮影スポットは13カ所のほか、府内12市町や京都府、奈良県、大分県にも拡大させる計画。

 顔認証決済サービスはNEC(東京都港区)のシステムを取り入れ、10月以降開始の予定。事前に顔情報やクレジットカードを登録させておくと、顔認証で支払いが完了する。大阪市内の観光施設や飲食店など10店舗でスタートさせ、順次増やしていく。

 また、関西国際空港を利用する観光客を対象に、旅の途中で購入した土産品を空港まで運ぶ「手ぶら観光」や、相乗りタクシーのシェアリングサービスを展開する「Near Me」(東京都中央区)との連携も9月以降に実施する。

 アプリは国内外から大阪に訪れる観光客に、高付加価値な旅行体験を提供しようと昨年7月に稼働を始めた。今年5月までのアプリダウンロード数は7万2千。機能の拡充で今年度中に15万ダウンロードの目標を掲げる。

 溝畑理事長は「大阪のインバウンドは2019年1200万人強だったが、今年は1400万人を見込んでいる。アプリは2025年の大阪・関西万博を見据え、ストレスフリーでシームレス、そして安心安全に大阪観光を楽しんでもらえるよう大幅にバージョンアップしていく」と話した。

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