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設立40周年に向けて、さらなるPR活動を 旅行業公正取引協議会通常総会

2024年6月28日
編集部:馬場遥

2024年6月28日(金) 配信

小谷野悦光会長

 旅行業公正取引協議会(小谷野悦光会長、268会員)は6月26日(水)、2024年度通常総会を開いた。24年度の事業計画では、旅行広告の適正化推進と関係法令の普及として、公正競争規約の周知徹底に努める。また、25年1月には設立40周年を迎えることから、周年記念行事の検討を進めていることを発表した。

 協議会マーク・ロゴマークのPRのほか、消費者団体などとの情報交換、自治体や大学などに対して、公正競争規約に関する出前講座などを行う。

 小谷野会長は、「お客様に信頼される旅行広告に取り組んでいる証となる協議会マークのPR活動をさまざまな機会を捉えて実施していくほか、営業拠点がリアルからWeb広告に移行していることに鑑み、Web広告表示審査会を継続して開催し、規約に則った表示がなされているかチェックすることとしている」と話した。

 23年度は、一般消費者に対して規約や協議会の活動状況をPRする機会として、消費者懇談会を4年ぶりに開催した。質疑応答の時間では、一般消費者から「Web広告におけるロゴマークの表示義務と運用状況」「広告表示における写真使用に関する規制内容など」「会員の公正競争規約運用状況のパトロールについて」など、活発に質問が寄せられたと報告した。

 公正競争規約違反の措置事案は、景品規約違反が2件、表示規約違反が3件の計5件だった。

 「来年1月には設立40周年を迎える。周年記念行事として、一般消費者に対してさらなるPR活動を推進していきたいと考えている。引き続き公正競争規約の適正運用と周知徹底を目指し、事業を進めていく」と会員各社へ協力を呼び掛けた。

 役員補充選任において、拝郷寿夫理事(名鉄観光サービス社長)と若林慶太郎理事(ANA X取締役)が退任し、新たに、ANA X社長の神田真也氏が理事に就任した。

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