千葉県観光物産協会、新会長に前田伸氏(マザー牧場社長)
2024年6月28日(金) 配信
千葉県観光物産協会(飯沼喜市郎会長)は6月25日(火)、千葉市内のホテルで第14回通常総会を開き、2023度事業報告及び決算、役員の選任について審議し、いずれも可決承認した。
総会の冒頭、体調不良で欠席した飯沼会長に代わりあいさつに立った川名正志副会長は「県の事業だった観光プロモーションなど多くの事業が当協会に移管された。地域の特色を生かした新たな観光開発を進めていく」と述べた。
任期満了に伴う役員の選任については29人の理事、2人の監事について承認、総会後に行われた理事会で新会長に前田伸氏(マザー牧場社長)を選任した。
なお、24年度事業計画案、同予算案は理事会での承認事項で、3月の理事会ですでに承認、報告事項として事務局が説明した。
これによると、24年度の事業計画は観光物産提供事業として県公式ウェブサイトや外国語ウェブサイト、さらにFacebook、Instagramなどを活用して国内外に情報発信するほか、三井アウトレットパーク木更津内の「チーバくんプラザ」で観光案内やプロモーション映像の放映などを行う。
国内観光物産振興事業では全国各地で観光商談会を開き、旅行会社に対して千葉の魅力をPRすることで旅行商品の造成や送客を促進させる。また、教育旅行を誘致するために関係者を招いてのモニターツアーを実施する。さらに、ちばプロモーション協議会事務局として各種事業を展開する。
国際観光物産振興事業では台湾国際旅行博など海外で開催される旅行博や商談会に積極的に出展するほか、アジアを中心とした旅行会社や教育関係者、在日ランドオペレーターに対するモニターツアーやセールス活動を行っていく。