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京都府旅行業協会・協同組合 年度内に事務所同室へ 24年度通常総会開く

2024年7月1日
関西支社:土橋 孝秀

2024年7月1日(月) 配信

北澤孝之会長

 京都府旅行業協会(北澤孝之会長、159会員)は5月28日、京都市内で2024年度通常総会を開き、事業計画や収支予算などを決定した。

 北澤会長は「京都には日本人観光客だけでなく、多くの外国人観光客が来ている。(コロナ禍で)3年間旅行を辛抱していた人が一気に動き始め、団体旅行も戻りつつある」とあいさつした。

 議事では所定の議案をすべて決定した。新年度は試験・研修事業や関係団体との連携強化をはかる。研修旅行は来年1月の「第19回国内観光活性化フォーラムin東京」に合わせ実施する予定だ。

森野茂理事長

 一方、京都府旅行業協同組合(森野茂理事長、46組合員)の通常総会も同日行われた。

 組合事業の3本柱のうち、例年3月末から5月の大型連休まで運航している岡崎桜回廊十石舟めぐりの今年の乗船客数は1万4167人で前年比2%減となった。雨の日が続いたことや桜の開花が遅れたことで3月が伸び悩んだが、ウェブ予約は前年度より増加し、全体の約4割をインバウンド客が占めた。

 京旅協各種クーポンの23年度取扱高は前年比10・4%増の6億2823万円。コロナ禍前の約半分で依然厳しい状況が続く。

 森野理事長は「何とか黒字決算をすることができた。クーポン取り扱いが減り問題が出るなか、それに代わる新しいことについても皆様と話していきたい」と述べた。

 なお、両総会で協会と組合の事務局同室計画を決定した。現在、両組織とも京都経済センター内にそれぞれ事務所を借りているが、今年度中に組合事務所を分割し同室化をはかる。

 総会後には京都府の西脇隆俊知事ら多数の来賓が参加し、合同懇親会が開催された。

【土橋 孝秀】

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