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全旅協大阪 「業界盛り上げよう」 会員の得意分野伸長を

2024年7月1日
関西支社:塩野 俊誉

2024年7月1日(月) 配信

吉村実会長

 全旅協大阪府旅行業協会(吉村実会長)は6月7日、大阪市内のホテルで2024年度定時総会を開いた。

 吉村会長は「昨年はコロナから脱却し、一歩前に進む節目の年となったが、インバウンド急増によるオーバーツーリズムなど、業界を取り巻く諸問題も出てきた。苦しいことも多いが、しっかり前を向き、インバウンドや個人・団体旅行など、会員それぞれが得意とする分野を、それぞれに伸ばしながら、業界全体を盛り上げていこう」と呼び掛けた。

 新年度事業としては、旅行者の安心・安全の確保に重点を置いたツアー造成に向け、リスクを避ける工夫や知恵を養えるセミナーや研修を実施することなどが決まった。

岡村浩史代表

 引き続き行われたオーサカ・ゼンリョの第18回定時株主総会では、岡本浩史代表が昨年度の状況について「コロナが落ち着き、全旅クーポン発券額は前年比58%増の51億3千万円と、全国2位の成績を収めることができた」と報告した。

 同日には、宿泊・観光施設や案内所などで構成するオーサカ・ゼンリョ協力会(金子博美会長)の通常総会も行われたほか、総会後には、合同懇親会も盛大に開かれた。

 金子会長は、懇親会のあいさつで「人材不足など、業界が抱える課題は山積しているが、大阪・関西万博など明るい話題も多い。業界に携わるすべての者でこれらの情報発信に努め、業界を明るく楽しいものにしていこう」と呼び掛けた。

【塩野 俊誉】

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