和歌山県旅行業協会 「40年問題へ変化を」 会員の力へ着実に前進
2024年7月1日(月) 配信
和歌山県旅行業協会(古市啓悟会長)は5月30日、和歌山市内で第12回通常総会を開き、議事では、すべての議案を承認可決した。
古市会長は「日本の人口減少と少子高齢化や、インフラの老朽化がもたらす『2040年問題』が迫るなか、我われの業界も様変わりしていかなければいけない。インバウンドへの対応も急務だ。課題は山積しているが、会員の力になれるよう、一歩一歩着実に前進していきたい」と述べた。
同協会の総会に引き続き、協同組合和歌山県旅行業協会(青木査稚子理事長)の第20回通常総会も行われ、議事では、すべての議案が承認可決された。
青木理事長は、和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合と連携し、2020年から取り組む「わかやま12湯推進協議会」の活動について「今年3月には各加盟施設の『御湯印』を集める『わかやま十二湯巡湯帳』が完成。販売も順調に伸びている」と報告した。
同日には、旅館などの協定機関で構成する協力会の通常総会も行われ、総会後には、セールス会や合同懇親会が盛大に開かれた。
【塩野 俊誉】