ゆこゆこ、ジャパネットHDへ 事業承継でグループ会社化
2024年7月1日(月) 配信
ゆこゆこホールディングス(徳田和嘉子社長、東京都中央区)および、ゆこゆこ(同)に関わる全事業は7月1日付で、ジャパネットホールディングス(髙田旭人社長兼CEO、長崎県佐世保市)が新設した完全子会社に吸収分割の方法で承継されたと発表した。今後はジャパネットグループのもとで、引き続きゆこゆことして事業を展開するとしている。
ジャパネットのグループ会社で旅行業を行うジャパネットツーリズム(茨木智設社長、福岡県福岡市)は、クルーズ事業を中心とした旅行事業の企画・開発・運営を行っている。2017年第1種旅行業を取得以降、現在では旅行事業として150億円超の売上規模まで拡大。一方、ゆこゆこは宿泊予約事業を20年以上営んできた経験があり、取引している宿泊施設数は約3000軒、会員数は24年6月時点で880万人を超えている。
今回の吸収分割を通じて、ジャパネットグループの「お客様の生活を豊かにしたい」という想いと国内旅行の展開に寄与。ゆこゆこのパーパスである「おせっかいなくらい人と地域に伴走し、にぎわいをつくる。」を推し進め、日本の地域活性化にさらに貢献していくことを目指すとした。