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JTBGMT、“ターリー食”開始 富士箱根日帰りツアーで

2024年7月2日
編集部:長谷川 貴人

2024年7月2日(火) 配信

ターリー食(イメージ)

 JTBグローバルマーケティング&トラベル(JTBGMT、石田恒夫社長、東京都品川区)は7月1日(月)、訪日外国人旅行者向け「富士箱根日帰りツアー」でターリー食の取り扱いを始めた。

 同ツアーは、パッケージ旅行「サンライズツアー」で展開している旅行商品であり、和食をベースとした通常食に加え、ベジタリアン食、ムスリムフレンドリー食を提供していた。今後さらに増加傾向が見込まれるインドをはじめとした訪日外国人旅行者に、日本での旅行を楽しんでもらいたい思いから、かねてより要望のあったターリー食の開発に至ったという。

 ターリー食は、カレー3種類(ほうれん草、バターダル、ミックスベジタブル)に、ナン、サフランライス、オニオン、トマト、ラッシーを提供する。ターリー食開発では、実際に社員が本場であるインドに赴いたほか、地元の人やインドからの訪日客に人気の静岡・御殿場のインド料理店に監修を依頼。昼食会場となるビジネスパートナーや、グループ会社とも連携し、カレーの種類、付け合わせなどの試作を繰り返して完成させた。

 同社はターリー食の提供を皮切りに、各国での好む食事の提供やそれぞれの慣習を理解した商品開発を推進。JTBグループのアジアパシフィックエリアの各支店、ローカルエージェント、現地特化型OTAとの連携により、販売面もより強化していきたい考えだ。

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