和倉温泉の大観荘がクラファンを開始 能登半島地震からの復興に向け支援求める
2024年7月3日(水) 配信
令和6年能登半島地震の影響で休館中の旅館「天空の宿 大観荘」(大井徳幸社長、石川県七尾市)はこのほど、復旧・復興の資金を集めるためクラウドファンディングを開始した。プラットフォームはREADYFORで、プロジェクト名は「能登半島地震による存続の危機! 和倉温泉 大観荘の復興支援のお願い」。
同宿は震災で甚大な被害を受けた直後から、一刻も早い再開に向け、使用可能な設備備品から修繕を続けてきた。本当の意味での復旧・回復には期間的、金銭的に困難なことから、部分的にでもよりよいカタチで復旧することで旅館を守っていきたいと考えている。しかし、それでも営業再開には数億円の費用と数年にわたる期間が必要で、融資や助成を受けながら維持費や人件費を捻出してもなお、まかないきれない部分があると、今回クラウドファンディングを企画した。
目標金額は300万円で、支援期間は7月31日(水)まで。寄付の設定は、お礼のメールまたは手紙が1万円、応援コースが3万円、日帰り入浴コースが5万円、ペア宿泊券が10万円。