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阪急交通社、24年夏休み旅行動向を発表 海外はアジア、国内は信州・北海道が人気

2024年7月4日(木) 配信 

阪急交通社はこのほど、夏休み旅行動向調査を発表した

 阪急交通社(酒井淳社長)はこのほど、夏休み(2024年7月15日~8月31日)の海外旅行・国内旅行の予約状況から、海外動向をまとめた。この結果、海外旅行はアジア、国内旅行は信州や北海道が人気を集めていることが分かった。

 国内旅行では、需要が前年を上回り好調に推移している。一方、海外旅行では、長引く円安や原油高、海外各地の物価高の影響もあり未だ回復途上にある。前年に比べ、1割増加の緩やかな上昇基調となっている。

 海外旅行の出発日のピークは、8月11日(日)、8月10日(土)、8月8日(木)──の順。

 人気旅行先ランキングでは、1位ヨーロッパ、2位台湾、3位韓国、4位タイ、5位ベトナム──など、アジア各国が上位を占めた。ヨーロッパの中ではイタリアが1位となり、世界遺産など見所の多い周遊型旅行が人気となっている。

 伸び率の高い国としては、トルコが前年比の3倍、エジプトが4倍と大きく伸長している。

 国内旅行の出発日のピークは、7月21日(日)、8月4日(日)、8月3日(土)──の順。

 人気旅行先ランキングは、1位が北陸・甲信越、2位北海道、3位近畿、4位東北、5位関東──となった。1位の北陸・甲信越は前年比1・2倍となり、ベストシーズンを迎える上高地や立山黒部アルペンルートが注目されている。

 テーマ別のランキングでは、「長期滞在」の旅が前年比1・5倍と大きく増加した。また、全国各地で開催される夏祭りを楽しむツアーが前年比1・3倍と好調となった。

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