「森の芸術祭 晴れの国・岡山」36人のアーティストが参加 9月28日(土)~11月24日(日)開催
2024年7月4日(木) 配信
岡山県北部で9月28日(土)~11月24日(日)の期間、新たに開催される国際芸術祭「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は、アートディレクターに、金沢21世紀美術館館長の長谷川祐子氏を迎え、国外から16人、国内から20人(うち岡山から3人)の、36人のアーティストが参加する。
12市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町)を開催エリアとして実施される。
このエリアは、山陽と山陰を分ける中国山地から吉備高原に掛けて広がり、中国山地を水源とする三大河川(吉井川・旭川・高梁川)の上流域にあたる。緑豊かで雄大な自然や、旧街道沿いの宿場町や城下町、水運の拠点として栄えた歴史ある街並み、美作三湯と呼ばれる湯郷温泉・奥津温泉・湯原温泉など、魅力的な地域資源を有している。
長谷川氏は、「森の芸術祭は、温暖な気候、豊かな水や資源、食など、私達が生きるうえでの大切な要素を満たしているこの地域の多様性と豊かさを象徴する『森』からきている」とし、「本当に必要な資本とは何かを問い掛け、地域の人々の協力を得ながら『新しい資本』を作り上げていく」考えだ。
主なアーティストに、レアンドロ・エルリッヒ、アンリ・サラ、キムスージャ、坂本龍一+高谷史郎、森山未來、川内倫子、蜷川実花──などを迎えた。
チケットは、すべての会場に入場できる「鑑賞パスポート」と、会場ごとに入場料を支払う「単館鑑賞券」の2種類を用意した。
鑑賞パスポートは、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ArtSticker、tabiwa by WESTER(JR西日本)などのプレイガイドで発売中。料金は、一般が前売価格で2500円、当日3000円。大学生・専門学生が前売1500円、当日2000円。単館鑑賞券が一般・大学生・専門学生700円。
また、開催エリアが広範囲に及ぶことから、オフィシャルバスツアーやArt周遊バスの運行を計画している。