もし1カ月の休暇があれば「1週間」「2~3泊」の旅行意向高い結果に じゃらんリサーチセンター調べ
2024年7月5日(金) 配信
じゃらんリサーチセンター(JRC、沢登次彦センター長)はこのほど、「国内宿泊旅行ニーズ調査 2024夏」を実施し、この結果をまとめた。
「もしあなたが1カ月間の休暇(家事・育児・介護・ペットの世話などもしないでよい状況)を取得できた場合、何日くらい旅行をしたいですか」という質問をしたところ、「1週間程度」が24・1%、「2~3泊程度」が23・2%、「2週間程度」が11・1%、「旅行にはいかない」が18・0%となった。
調査を担当した五十嵐大吾研究員は、「2泊3日程度の旅行を気軽にできるような社会の風潮が望ましいと考える。旅行に使える可処分所得の増加も重要だが、『働き方改革』に沿い、有給休暇の取得促進や、パートナーや子供と休日が異なるケースなど多様な家族形態に対応した休暇取得も望まれる」と解説した。
また、「将来的には、1週間以上の連続休暇も一般的となると、旅行やレジャーはもちろん、その他の私生活の充実もはかれる社会に近づくのでは」とみている。
同調査は、5月9(木)~13日(月)、18~69歳の6534人にスクリーニング調査を行った。