関ヶ原合戦を左右した前哨戦に焦点 岐阜関ヶ原古戦場記念館の夏季企画展
2024年7月8日(月) 配信
戦国・武将観光の中核拠点である、岐阜関ヶ原古戦場記念館(小和田哲男館長、岐阜県・関ヶ原町)は7月13日(土)から、夏季企画展「関ヶ原合戦の前哨戦―美濃・尾張の攻防―」を開く。“天下分け目の戦い”である関ヶ原合戦に大きな影響を与えた前哨戦や、美濃各地での局地戦をテーマに開催する。9月1日(日)まで。
企画展では、前哨戦のようすを描いた「関ヶ原合戦絵巻」のほか、参戦武将が使用したと伝わる武具甲冑や局地戦の舞台となった城の絵図など、貴重な展示物を通して当時の戦いのようすが体感できるという。期間中は、専門家による講演会や学芸員による展示解説も実施する。
講演会は8月4日(日)に、龍谷大学教授の山本浩樹氏が「関ヶ原合戦と美濃・尾張」と題して行う。美濃・尾張をめぐる東西両軍の戦略と実際の攻防を紹介する。定員は先着順で100人。記念館公式ホームページから申し込む。時間は午後1:30~3時まで。講演会参加は無料だが、入館料は必要。
記念館学芸員によるスライド解説は、7月28日(日)と8月18日(日)の午後1:30~2時まで。事前申込は不要。