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アジア初の「ミシュランキー」108軒を発表 宿泊施設を評価する新たなベンチマークに

2024年7月9日
編集部:飯塚 小牧

2024年7月9日(火) 配信

Ⓒmichelin

 日本ミシュランタイヤ(須藤元社長、群馬県太田市)は7月4日(木)、日本全国のホテル・旅館を対象に、個性あふれる魅力的な宿泊施設を3段階のキー(鍵のマーク)で評価するミシュランキー掲載施設を発表した。「ミシュランキー」はアジアで初の発表で、日本全国から108施設が選ばれた。同日からミシュランガイド公式ウェブサイトとアプリで公開している。レストランの星のように、宿泊施設に関する新たなベンチマークを提供することで、ユーザーに優れた宿を紹介する。

 ミシュランは4月から、フランスとアメリカ、スペイン、イタリアで各国初となるミシュランキーを発表してきた。日本でも今回が初で、アジア圏で先駆けての発表となる。厳選された宿泊施設は紹介ページから直接予約に進むことができ、同社は世界初の独立した予約プラットフォームを目指しているという。

 今回は、ミシュランガイドホテルセレクション掲載ホテル国内243軒のうち、3ミシュランキー6軒、2ミシュランキー17軒、1ミシュランキー85軒のトータル108軒を選出。ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネック氏は「日本のミシュランキーセレクションは、伝統的な旅館から、ポップな建築とデザインのランドマーク、大都市を象徴する高層ホテル、小さな宿泊施設まで、さまざまなタイプ、コンセプト、スタイルを紹介している。旅行者は、自身の求めるエクスペリエンスを持つ宿泊施設を検索し、ミシュランキーホテルを予約して、忘れられない滞在を体験できる」とコメントしている。

 1ミシュランキーの定義は「特別な滞在」で、独自と個性と魅力を持ち、同じ価格帯の宿泊施設より、はるかに多くのことを提案していること。2ミシュランキーは「素晴らしい滞在」。思い出に残る体験ができ、あらゆる点でユニークで特別な宿泊施設を指す。3ミシュランキーは「最上級の滞在」ができる施設として、快適さとサービス、スタイルとエレガンスのすべてを高いレベルで提供。世界で最も注目に値する最上級のホテルの1つで一生の一度の特別な旅の目的地となり得ること。

 なお、今回3ミシュランキーに選ばれたのは、強羅花壇(神奈川県・箱根町)とホテル ザ ミツイ キョウト(京都府京都市)、アマネム(三重県志摩市)、パレスホテル東京(東京都千代田区)、フォーシーズンズホテル東京大手町(東京都千代田区)、ブルガリホテル東京(東京都中央区)の6施設。

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