JTB台湾、新北市と産官学連携 訪台教育旅行の開発へ
2024年7月9日(火) 配信
JTB台湾は台湾の新北市、金山漫遊(DMC)、致理科技大学の3者と連携し、新北市の各地域が推進するSDGsや地域創生の取り組みを活用した体験プログラムを、教育旅行で日本の学校に8月から提供する。
同社は、従来の学校交流、企業視察などの「点の交流」から進化させ、地域で学生を受け入れる「面の交流」を支援する交流創造により、新北市の地域創生を支援する。台湾の自治体がJTBグループと連携協定を結ぶのは、今回が初めて。
台湾でDMCの役割を持つJTB台湾が、日本全国のJTB各支店で取り扱う教育旅行の現場から生まれる声を直接聞き入れ、新北市を舞台に体験プログラムの開発・運営を行う。持続可能な社会の実現に向けた課題解決力を身につけるためのプログラムを創り、地域の魅力を体験できる機会を提供し、日本の学生の成長と新北市の地域創生につなげる狙いだ。
今後のJTB台湾は、台湾の各自治体と連携し、台湾各地域の魅力を日本に伝え、発着連動による人流の創出を目指すとしている。