水都くらわんか花火大会で300万円の超高額有料席を販売!
2024年7月10日(水) 配信
水都くらわんか花火大会(井關拓史代表理事、大阪府枚方市)は7月15日(月)、9月15日に主催する「第3回水都くらわんか花火大会」の300万円の超高額有料席を売り出す。ガラス張りのバルコニー付コンテナの中にエアコンなどを完備。専用トイレなども設けるVIP席。1組限定。
同花火大会は2015年に枚方河川敷で初開催した75発・来場者2000人の地域の花火大会からスタート。22年からは、高槻会場と枚方会場の2会場で交通規制を伴う花火大会として、「水都くらわんか花火大会」に名称変更して開催している。昨年は4704発を打ち上げ、25万人が来場した。年々規模を拡大しており、大阪を代表する花火大会、100年続く花火大会を目指している。
発数は開催地の枚方市と高槻市の前年の出生数を打ち上げている。今年は、昨年の来場者分析で来場者が多かった交野市の出生数、480人も合わせた5087発を打ち上げる。出生数の打ち上げで、少子化など地域の現状を知ってもらうきっかけにし、今後も地域活性化につなげるために大会を継続していきたい考え。
今回新たに用意した300万円の有料観覧席は、最大10人で利用できる。一般客が入れない本部のすぐそばにコンテナを設置し、中にはエアコンやイス、ソファー、テーブルなどを備える。飲食物はうなぎをメインとした弁当とクラフトビール「THE HOTANI CRAFT」を用意する。専用トイレや、来場導線も一般とは異なり、完全なプライベート環境で目の前の花火を鑑賞できる。
有料席はこのほかにもイス6席とテーブルの「Sテーブル席」(4万5000円)や6人で1シート利用できる「Aシート席」(3万円)など、合計2万3000席分を設けている。