ダイブ、宿向け研修行う宿屋塾を子会社化 紹介するスタッフ教育で高付加価値な派遣実施へ
2024年7月11日(木) 配信
宿泊施設へ人材派遣・紹介事業を展開するダイブ(庄子潔社長、東京都新宿区)は7月1日(月)、ビジネススクール宿屋大学を運営する宿屋塾(近藤寛和社長、埼玉県白岡市)の全株式を取得し、子会社化した。宿屋塾の培った教育ノウハウを生かし、ダイブが紹介するスタッフなどにスキルや働き甲斐の向上への教育に取り組むことで、高付加価値で高単価な派遣を行い、競争優位性を高める。
宿屋塾は、実務に直結した専門的な教育プログラムを提供しており、ホテルや旅館などの宿泊施設で即戦力となる人材を育成。約50人のホテル総支配人を輩出している。さらに研修受託事業として、幹部やマネジメント人材向けの養成セミナーも実施してきた。
ダイブは「今後もシナジー効果や事業領域拡大が見込まれる分野に対して、M&Aを含めた事業展開を積極的に検討していく」とコメントした。