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ツアーグランプリ2024 国交大臣賞は雨風太陽「ポケマルおやこ地方留学」 応募総数153と過去最多に

2024年7月11日(木) 配信

JATAは7月10日(水)、ツアーグランプリ2024の表彰式を開いた

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は7月10日(水)、ツアーグランプリ2024の受賞者発表と表彰式を開いた。

 過去最多となる153作品の応募の中から国土交通大臣賞には、雨風太陽(高橋博之代表、岩手県花巻市)の「ポケマルおやこ地方留学」が選ばれた。

 同賞は、旅行業における企画力およびマーケティング力の向上、「観光立国」の施策に寄与することを目的に、海外旅行・国内旅行で優れた企画旅行と、訪日旅行で実施された企画提案の中から、優れた作品を表彰するもの。

 観光庁長官賞は、国内旅行部門にJR東日本びゅうツーリズム&セールスの「ケージレス列車『わんだフルTRAIN』~愛犬と伊豆高原満喫の旅~」、海外旅行部門にJTBの「日韓ミライ♡プロジェクト ソウル4日間」、訪日旅行部門にJTBグローバルマーケティング&トラベルの「持続可能な観光実現に向けた『北陸レインボールート構築による新たな訪日人流創出』」──が選ばれた。

雨風太陽人流創出部部長の木勢翔太氏(右)と観光庁観光産業課長の庄司郁氏

 大賞となる国土交通大臣賞に選ばれた雨風太陽は、全国8000人を超える農家や漁師が登録するオンラインマルシェを運営する会社。このつながりを生かし、農山漁村での滞在の中で生産者の説明のもと、食の大切さを学ぶとともに、コロナ禍で定着したリモートワークを組み合わせて「親子」で一緒に地方留学ができる企画を造成した。地方の魅力を知ることで再訪を促し、農家・漁師との関係性の構築など、関係人口創出型の新しい旅行スタイルが高く評価された。

 同社の人流創出部・木勢翔太部長は、「ご協力いただいた農家・漁師・宿泊施設の皆さんと受賞した喜びを分かちあいたい。23年の夏休みには、首都圏の98家族280人がプログラムに参加した。6泊7日という長期滞在を親子で過ごすので、親子の仲も深まる。また、同じタイミングで参加したほかの家族との交流は、リピート率向上にもつながっている。現在募集中の今年の夏休みのプログラムは、昨年よりも参加者が多くなる見込みだ」とコメントした。

 

 「ツアーグランプリ2024」の受賞作品は次の通り。

【国土交通大臣賞】

雨風太陽「ポケマルおやこ地方留学」

【観光庁長官賞】

〈国内旅行部門〉JR東日本びゅうツーリズム&セールス「ケージレス列車『わんだフルTRAIN』~愛犬と伊豆高原満喫の旅~」

〈海外旅行部門〉JTB「日韓ミライ♡プロジェクト ソウル4日間」

〈訪日旅行部門〉JTBグローバルマーケティング&トラベル「持続可能な観光実現に向けた『北陸レインボールート構築による新たな訪日人流創出』」

【優秀賞】

〈国内旅行部門〉ジャルパック「赤ちゃんと行く沖縄の旅3日間」

〈海外旅行部門〉近畿日本ツーリスト「ARIA聖地巡礼ネオ・ヴェネツィアツアー」

〈訪日旅行部門〉日本旅行「シェフと旅する大自然グルメツアー」

【審査員特別賞】

〈国内旅行部門〉エイチ・アイ・エス「手話通訳付き!羽田空港バリアフリー&JAL SKY MUSEUM・格納庫見学ツアー」

〈海外旅行部門〉近畿日本ツーリスト「バリアフリー旅仲間・黄葉のデナリ国立公園とオーロラ観測でチェナ温泉リゾートに宿泊するアラスカ・アメリカ9日間」

〈海外旅行部門〉三越伊勢丹ニッコウトラベル「三越創業350周年特別企画アラン・デュカス監修メニューベルサイユ宮殿晩餐会の旅(計16+1コース)」

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