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16年10月9日―11月27日、現代アートの祭典、「岡山芸術交流」を開催

大森雅夫会長(右から2人目)
大森雅夫会長(右から2人目)

 岡山県岡山市の中心市街地を利用した現代アートの祭典「(仮称)岡山国際現代芸術祭」の実施計画発表会が11月20日、東京都内で開かれた。正式名称は「岡山芸術交流(オカヤマ・アート・サミット2016)」で、会期は2016年10月9日―11月27日まで50日間の予定。会場は岡山城周辺の文化施設が集積するゾーンを中心に、来場者が徒歩や自転車ですべての会場を回ることができるコンパクトなエリアで展開する。主催は岡山芸術交流実行委員会で、会長は大森雅夫氏(岡山市市長)、総合プロデューサーは石川康晴氏(石川文化振興財団理事長/クロスカンパニー社長)、総合ディレクターは那須太郎氏(TARO NASU代表/ギャラリスト)、アーティスティックディレクターはリアム・ギリック氏(アーティスト)が務める。

 芸術祭のテーマは「Development(開発)」で、14年に開かれた「イマジニアリング(オカヤマ・アート・プロジェクト)」を進化させた。国内外からリアム・ギリック氏が選定した30アーティストの現代アート作品が展示される。

 大森会長は「中心市街地の回遊性向上や、街のさらなる魅力向上をはかるために欠かすことのできない旧城下町エリアのにぎわい復活への起爆剤として、『芸術文化―アートのもつ創造性』に着目し、官民の力を結集した現代アートの祭典『岡山芸術交流』を新たに創設する。アートには人と人、街と人をつなぐ力が秘められている。国内外から岡山の街にさまざまな人が集い、交わり、絆を深め合うことで、岡山の良さや眠っている魅力を再認識し、広く世界に向けて情報発信するきっかけになる」と語った。

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