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はとバス23年度東京観光の利用者数は55万5268人に オープンバスの新車導入などが奏功

2024年7月11日
編集部:飯塚 小牧

2024年7月11日(木) 配信

コロナ後の需要回復で前年度の約1・3倍に(写真ははとバス 一般車両)

 はとバス(武市玲子社長、東京都大田区)は7月11日(木)、2023年度(23年7月1日~24年6月30日)の東京観光利用者数が前年度比約1・3倍の55万5268人だったと発表した。新型コロナウイルス感染症の5類移行で旅行需要が高まり、年間を通じて順調に推移した。また、東京観光利用者の約4割がオープンバスで運行するコースに参加しており、3年ぶりに導入した新車が奏功した。

 上期はナイトタイムエコノミーの需要で増設した夜コースやリニューアルした「羽田空港ベストビュードライブ」、「リラックマ」とのコラボ企画ツアーなどが好評だった。

 下期は2月にオープンした「豊洲 千客万来」により、豊洲市場を組み込んだコースが大きく伸長した。人気の「迎賓館赤坂離宮」の本部内見学を組み込んだコースは、4月から12コースに増加し、集客に貢献した。桜鑑賞コースは開花がずれ込んだが堅調に推移し、ゴールデンウイークも天気に恵まれ好調だった。

 また、外国語コースの利用者数は1万2697人となった。昨年4月に本格再開して以降、少しずつコースを増やし、利用者数も伸びてきた。4月は桜鑑賞を目当てに客数が増加し、コロナ後月間で初めて2000人を超えた。

 24年度については、好評の2階建てオープンバス運行コースで今夏、さらに新車を導入する。人気の高い定番コースの需要に応えていくほか、「推し活」などのコースも展開して新たな顧客の獲得も目指す。

 個人化が加速する訪日外国人客には、国家資格を持った「全国通訳案内士」による外国語コースに加え、8カ国語に対応した多言語自動ガイドシステムで案内できるコースを拡充するなど、利用しやすい環境を整えていく。

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