観光庁「先駆的DMO」募集開始(8月19日まで) 3法人程度選定へ
2024年7月24日(水) 配信
観光庁は8月19日(月)まで、2024年度「先駆的DMO」を募集している。世界に誇れる持続可能な観光地域づくりを行う「世界的なDMO」の候補となる「先駆的DMO」について、新たに3法人程度を選定する。
三大都市圏にインバウンドが集中するなか、同庁は地方誘客やオーバーツーリズムの未然防止・抑制に積極的に取り組み、「持続可能な観光地域づくりを加速化することが喫緊の課題」と捉えている。
応募要件は、①世界的なDMOを目指していること②インバウンド誘客の強化やオーバーツーリズムの未然防止などに取り組んでいること――とし、選定された場合には、地方誘客やオーバーツーリズムの未然防止・抑制に寄与する「観光地域経営アクションプラン」の作成を求めている。
また、同アクションプランに基づく取り組みの着実な実施に加え、目標達成への取り組みを進めることなどを条件としている。
なお、22年度には、先駆的DMOとして次の3法人を選定している。
田辺市熊野ツーリズムビューロー(マネジメントエリア:和歌山県田辺市)▽京都市観光協会(同:京都府京都市)▽下呂温泉観光協会(同:岐阜県下呂市)