「亀山温泉ホテル」(千葉県)がサービス料導入 鴇田社長が“想い”を発信
2024年7月25日(木) 配信
千葉県奥房総の亀山湖に佇む温泉旅館「亀山温泉ホテル」(鴇田英将社長)は8月1日(木)から、館内飲料と追加料理に限り、サービス料(10%)を導入する。
サービス料導入に向けて、鴇田社長は次のように語っている。
「私は千葉県の中央部、地方の温泉地である亀山温泉に生まれ育ちました。
サービス料の導入は、都会のホテルや、地方においてはブランド力のある事業者に限定されており、優秀なサービス『おもてなし』を提供している、名もなき地方の温泉旅館にはサービス料が導入されていないのが、今までの常識でした。
しかし、私はその常識を疑います。今、人手不足で疲弊する地方の温泉旅館や、私たちのような地方の名もなき宿は、決してマニュアル化されない心の籠ったサービスを提供しており、いただいたサービス料をさらなるスタッフのサービス向上へと投資し、お客様に還元していくことができると信じています。
このアクションが、人手不足や物価の高騰で悩む、ニッポンの地方旅館や宿に連鎖して、疲弊する地方の宿の福音となれば幸いです」。