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【特集 No.659】JATA「成長と発展」のビジョン示す 24年は「旅行業の完全復活実現」

2024年7月31日(水)配信 

 

 日本旅行業協会(JATA)は7月18日(木)、東京・霞ヶ関の本部で、メディアを対象に記者懇談会を開いた。髙橋広行会長は、旅行業界の完全復活とさらなる成長、発展に向けて、コンプライアンスの取り組みや、旅行業界のあり方、北陸支援などの方策を説明した。小谷野悦光副会長、原優二副会長、酒井淳副会長、蝦名邦晴理事長ら役員が勢ぞろいし、海外旅行の拡大や高付加価値化、協調と共創、休み方改革、人材確保などを重点とし、JATAとして取り組むべき課題と将来像、今後の展開について話した。

髙橋広行会長

 

 

「政府と連携して海旅拡大を」

 冒頭、髙橋会長は、コンプライアンスについて「2021年以降、旅行業界で、複数の不祥事が発生してしまった。策定した再発防止策を着実に実行することで、旅行業界から不正事案を一掃し、社会的信頼を取り戻すべく、私も先頭に立って真摯に取り組んでいく」と力を込めた。

 また、髙橋会長は、旅行業が発展・成長するために重要な5点として、①海外旅行の拡大②高付加価値化③協調と共創④休み方改革⑤人材確保──を挙げた。

 「国内・訪日旅行に比べ、回復が鈍い海外旅行は最大の課題。円安や物価高、航空仕入環境などの要因だけではなく、日本人のパスポート所持率が17%となり、先進国でも最低水準であることに危機感を抱いている」と懸念を示した。

 「海外留学をする学生が減少しているほか、……

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