雲仙福田屋 MKT支援で売上増 Web事業強化で集客も
2024年8月2日(金)配信
長崎県・雲仙温泉の「雲仙福田屋」(福田努社長、全34室)は昨年6月、デジタルマーケティングを支援するCS―C(シーエスシー、椙原健社長、東京都港区)のサービス「C-mo Pro travel(シーモプロトラベル)」を先行導入した。CS―Cは、飲食・美容業界6千店以上にサービスを提供。豊富なデータや経験を生かし、昨年から宿泊施設向けサービスも始めた。導入の経緯や利用開始後の状況を、福田社長とWeb事業担当の福田真紀常務に聞いた。
【塩野 俊誉】
◇
同館では現在、Web専属スタッフは置かず、福田常務と予約担当者の2人が、Web事業を兼務している。数年前から、Web事業の強化は課題として捉えていたが、コロナ後は、より一層、危機感が強くなった。
旅行形態の多様化やニーズの細分化がさらに進んだことで、自分たちがこれまで培ってきた経験だけでは、対応できなくなってきたと感じたからだ。