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ECYCで怪談ナイトツアー開始 岡山・天満屋が展開する新モビリティ 

2024年8月2日
編集部:飯塚 小牧

2024年8月2日(金) 配信

AR音声アプリを活用した周遊ホラーコンテンツ

 岡山で百貨店事業などを手掛ける天満屋(斎藤和好社長、岡山県岡山市)はこのほど、エイベックス・アライアンス&パートナーズ(丹雅彦社長、東京都港区)とともに、スマートフォンの位置情報と音声を組み合わせた、同社の音声ARアプリ「SARF(サーフ)」を活用したホラーコンテンツを制作。観光モビリティサービス「ECYC(エシク)」の期間限定コンテンツ「岡山 ECYC 怪談ナイトツアー」として、8月1日(木)から開始した。

 エシクは、創業195周年を迎えた天満屋が今年の4月に、岡山県内外からの観光誘客や回遊性向上による地域経済の活性化を目的に運行を開始した、新たな2次交通サービス。走行中にCO2を排出しない、フランス製の電動アシスト三輪自転車「シクロポリタン」を採用。タクシーのように利用することができ、地元ドライバーが時速10キロで、隠れた名所などを案内する。

 今回の「岡山 ECYC 怪談ナイトツアー」は、後楽園でのライトアップイベント「幻想庭園」と岡山城での「鳥城灯源郷」開催期間に合わせ、岡山県を舞台にした物語「雨月物語 吉備津の釜」と「桃太郎伝説」をベースに制作したホラーコンテンツ。

 乗客はヘッドホンを着用して乗車。あらかじめGPS上に音声を設定した7カ所のスポットをエシカで巡ると、そのスポットごとに音声が流れて物語が進んでいく。物語は2パターン用意しており、日暮れの岡山の情景と相まり、思わず背筋が凍るような臨場感ある肝試しができるという。

 どちらも所要時間は約15分、走行距離は約1・5キロ。「桃太郎伝説(ウラの復讐)」は、岡山城月見櫓から岡山後楽園外苑までのコースを走る。「雨月物語『吉備津の釜』は後楽園外苑から岡山城月見楼までのコース。

 実施期間は前期が8月1~7日まで、後期が8月21~31日まで。火曜日は定休。時間は午後6~8時まで。料金は1台1500円。

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