国内初のティアラミュージアムが高崎にオープン 百衣大観音のティアラも初公開
2024年8月5日(月) 配信
国内初のティアラ専門美術館がオープンへ――。8月8日(木)、群馬県高崎市・観音山に四季庭園を備えた「観音山ティアラミュージアムTARO KAMITANI」がオープンする。世界中から集められた100年以上前のティアラや、開館を記念して製作された「高崎百衣大観音」のオリジナルティアラも初めて公開する。
美術館は、世界的なセレブや花嫁、映画・CMなどのオリジナルティアラを多数デザイン製作し、レンタルティアラブランド「TARO KAMITANI」を全国展開する、ティアラデザイナーの紙谷太朗氏が総合監修。同ミュージアムの館長も務める。
展示するティアラはフランスやイタリアなどの100年以上前の歴史的なものや、日本の明治時代の和ティアラ、現代の結婚式で使用されているものなど、約50点以上が並ぶ。すべてのティアラが着用可能。このほか、ティアラデザイナーのアトリエも併設し、公開する。
「高崎百衣大観音」のオリジナルティアラ「jiai(慈愛)」は蓮の花と葉の雫をモチーフにデザイン。大観音を本尊とする「慈眼院」とコラボレーションし、「慈愛と希望」のメッセージを込めた。日本電気硝子が開発した、宝飾ガラス「infiora©︎」を使用し、自然の光を受けて神秘的な輝きを放つという。
ミュージアムの開館時間は木・金・土曜日の午前10時~午後6時まで。場所は高崎市石原町2879₋1、バス停「洞窟観音入り口」からすぐ。観覧料は無料だが、入館は完全予約制。公式インスタグラムなどから予約を受け付けている。