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タヒチ観光局「マルケサス諸島」の世界複合遺産登録を発表

2024年8月5日
編集部:飯塚 小牧

2024年8月5日(月) 配信

© Grégoire Le Bacon

 フランス領ポリネシアの公式観光促進組織である、タヒチ観光局(ジョン-マルク・モスラン最高経営責任者)はこのほど、「マルケサス諸島」がユネスコ世界遺産に登録されたと発表した。インドのデリーで開かれた7月26日の「第46回世界遺産委員会」で、マルケサス諸島の普遍的価値は、この島々で発展を遂げた人類による文化遺産と保全された海洋および陸上生態系による自然遺産の両方にあるとされ、複合遺産に指定された。

 フランス領ポリネシアは5つの諸島からなる。そのうちの1つ、マルケサス諸島はタヒチから北東へ1500キロ、飛行機で約4時間の場所に位置する火山列島だ。多くの伝説に語られる島々はマルケサス語で「人間の土地」を意味する「テ・ヘヌア・エナタ」と呼ばれている。豊かな歴史と自然、生物多様性で知られており、数百もの遺跡やダンス、音楽などマルケサス民族の文化伝統も人々を惹きつける魅力の1つという。

 タヒチ観光局のモスラン氏は「マルケサス諸島が世界複合遺産に登録されたことは、その類まれな文化遺産と自然遺産を世界的に知っていただく、またとない機会であり、タヒチの島々が包括的で持続可能な観光地であることを強化するものとなった」と喜びを語った。

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