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卒業証書を自作

2016年1月1日
編集部

 かつて製紙産業が盛んだった福井県小浜市の小学校では、卒業生自らが、自分が受け取る卒業証書を手作りする取り組みが行われている。

 約20年前、地元の伝統産業である「若狭和紙」を次世代に伝えようと、和紙生産がもっとも盛んだった同市中名田地区の小学校から始まったもの。

 今では市内全域に広まり、6年生になると行う恒例行事のようになっている。

 地元では近年、この温かみのある若狭和紙の手づくり卒業証書を全国に広めようと、修学旅行などを対象とした卒業証書づくり体験を実施している。

 各校の校章が入った、まさに世界に1枚だけの卒業証書となるだけに、体験に取り組む学生たちの表情は、いつにもまして真剣だとか。

【塩野 俊誉】

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