青森県・蔦沼のオーバーツーリズム対策 紅葉期は入場制限・協力金導入へ
2024年8月14日(水) 配信
青森県の十和田奥入瀬観光機構は10月20(日)~31日(木)まで、紅葉期の蔦沼周辺におけるオーバーツーリズム対策として入場制限を行う。
蔦沼は、特定の気象条件下でしか見られない秋の絶景「蔦沼の朝焼け」で人気を博している。
一方、紅葉期には、来訪者の集中による周辺エリアの混雑やトラブル、植生の破壊、渋滞・路上駐車などの課題を抱えている。
十和田湖周辺交通渋滞対策協議会では、早朝の時間帯の事前予約を導入するほか、協力金の設置による来訪抑制、対策員の配置などの混雑解消に取り組んでいる。
施策期間中の早朝時間帯における蔦沼展望デッキへの入場は事前予約制となる。入場には、1人当たり2000円の渋滞対策・環境保全協力金の支払いが必要。
自動車やバイクで来訪した場合は、追加で自動車1台当たり2000円、バイク1台当たり1000円の協力金を追加で求める。
予約は1グループにつき入場人数8人。自動車・バイクは1台まで。
予約と協力金の支払いはオンラインで受け付ける。締め切りは来訪日の前々日午後5時まで。