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「バンヤンツリー・東山 京都」開業、敷地内に能舞台も設置

2024年8月22日
関西支社:土橋 孝秀

2024年8月22日(木) 配信

隈研吾氏が手掛けた能舞台

 シンガポールを拠点に世界中で高級ホテルを展開する「バンヤン・グループ」は8月20日(火)、京都府京都市に「バンヤンツリー・東山 京都」を開業した。同グループ最上位ブランドである「バンヤンツリー」の日本初進出ホテルとなる。

 ウェルス・マネジメントグループ(千野和俊社長、東京都港区)が共同出資・開発・ホテル経営に携わる。

 ホテルは京都市街地を見渡す東山エリアの高台に建ち、清水寺など観光スポットが徒歩圏内という好立地。世界最古の演劇論と言われる世阿弥「風姿花伝」で説かれた「幽玄」を施設全体のデザインコンセプトとするラグジュアリーな空間だ。

 客室は全52室。プライベート天然温泉付きの「バンヤンONSENリトリート・キング」(74平方㍍)など多彩な客室がそろう。

 ホテルの建築デザイン監修は、国内外で活躍する建築家・隈研吾氏が手掛けた。外観はヒノキなどの天然木材をふんだんに活用し、歴史ある東山の景観と溶け込む。敷地内には、一部客室やシグネチャーダイニングが眺められる、京都市内のホテルでは初という能舞台も設けた。

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