“ひなた”プロモ始動、泉谷さんら8人が応援(宮崎県)
宮崎県は全国有数の日照時間や快晴日数を誇る同県の“ひなた”をキーワードに物産や観光をプロモーションする「日本のひなた宮崎県」の始動を記念し、昨年12月7日、東京都内で記者発表を開いた。同県出身で俳優の永瀬正敏さんやモデルの蛯原友里さんなど、ゆかりの芸能人8人による応援団「ひなたオールスターズ」も結成され、当日は代表して歌手の泉谷しげるさんが駆けつけ、同県の魅力をアピールした。
河野俊嗣知事はプロモーションについて、「宮崎には“ひなた”が生み出す美味しい海山の幸、そして“ひなた”のような人々のあたたかさがある」とし、「観光誘客や移住振興も視野に、全国そして世界へ本県の魅力を発信していきたい」と狙いを述べた。
泉谷さんは青森県出身だが、2010年から毎年、県内で口蹄疫復興イベントを開くなど、同県と深い関わりを持つ。当日は知事とともに特産の宮崎牛や宮崎ブランドポークなどを試食し、「何度も宮崎に行っているが、食べ物が本当に美味しい」とPR。「農家の方の科学者のような知力と判断力、口蹄疫にも負けないプライドの高さなど、魅力的な人も多い」と語った。
プロモーションは「あなたを、ひなたへ。」をキャッチフレーズに展開。同7日には専用の「ひなたポータルサイト」がオープンし、歌手の「GReeeeN(グリーン)」が書き下ろしたテーマソングとともに、県民やひなたオールスターズが県内外にフリスビーをつなぐショートムービーなどを閲覧できる。同県の魅力を紹介する冊子の配布やポスターの掲示、全国放送局でのテレビパブリシティ、県外でのプロモーションイベントなども予定する。