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和光輸送観光バス、自転車そのまま搭載可能なバス導入 組み立ての煩わしさ解消

2024年8月22日
編集部:木下 裕斗

2024年8月22日(木) 配信

車内のようす

 埼玉県と東京都で一般貸切バス事業や旅行業を展開する和光輸送観光バス(佐藤二三江社長、埼玉県和光市)はこのほど、最大12台の自転車を分解せず、そのまま車内に積み込むことができるサイクルバスを導入した。

自転車を積み込むイメージ

 訪日客を中心にサイクリングツアーの需要が高まっている一方、乗用車や公共交通機関など多くの輸送手段で求められる折り畳みや組み立ての煩わしさから、自転車旅行を諦めるサイクリストが多くいるという。このため、新たな移動手段として同バスを活用してほしい考えだ。今後、サイクリングチームの遠征や個人参加者を募るツアーでの利用を見込んでいる。

 また広くバスの魅力を発信するため、9月28日(土)にボートレース戸田(埼玉県戸田市)で開催されるスポーツバイクのPRイベント「チャリ彩inとだ」で同バスを展示する。

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