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奥出雲多根自然博物館 初のインターン受入 國學院大(神奈川県)から

2024年9月3日
関西支社:土橋 孝秀

2024年9月3日(火) 配信

(前列左から反時計回りに)岩瀬さん、松﨑さん、冨永さん、宇田川館長、井門教授

 島根県・奥出雲町の奥出雲多根自然博物館(多根幹雄理事長、宇田川和義館長)は8月5―19日までの15日間、学生インターン(就労体験)の受入事業を初めて実施した。参加したのは國學院大學(神奈川県横浜市)の観光まちづくり学部に通う学生3人。現地でインターンのようすを取材した。

【土橋 孝秀】

 同博物館は、メガネの三城創業者の多根良尾氏の出生地にあり、2代目多根裕詞氏の化石コレクションをベースにしている。世界の化石約3千点や地球を形成するさまざまな鉱物、恐竜の全身骨格標本などを展示し、恐竜好きの子供から人気を集めている。宿泊施設を併設し、「全国唯一の泊まれる博物館」としても注目を集める。

 若い人の感性や視点に触れることで今後の博物館運営に生かそうと、学生インターンの受け入れを計画。同館の門脇修二専務理事が、親交のあった同大学の井門隆夫観光まちづくり学部教授に打診したところ、「宿泊できる博物館」「地元との連携を重視している」などの点が評価され、今回のインターンが実現した。

 同館の宇田川館長は

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