【滋賀の旅人 黒川之明代表に聞く】人と交流がテーマ 着地型バスツアー好調
2024年9月4日(水) 配信
滋賀県野洲市の旅行会社「滋賀の旅人」(黒川之明代表)は、屋号「滋賀の旅人旅行倶楽部」を掲げ、県内を巡る着地型バスツアーを実施している。同ツアーは、ほぼ毎回募集直後に満席になるという人気ぶり。黒川代表にツアー造成のこだわりや好調の要因を聞いた。
【土橋 孝秀】
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黒川代表は元々、滋賀県野洲市職員。2015年3月末に56歳で早期退職し、会社を設立した。行政職員時代は観光部門に連続16年間、合計で約30年間勤務したという異例の経歴を持つ。
「地元の夏祭りや花火大会などイベントの段取りが大好きで何でも楽しく仕事しました。シミュレーションして準備することが本当に楽しかったです。現場に出て交流すると、行政の外に色々な人脈ができました」と振り返る。
さまざまな分野の人と知り合い、