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日本ナショナルトラスト、文化遺産活用支援事業の公募受付 将来への継承目指す

2024年8月29日
編集部:木下 裕斗

2024年8月29日(木) 配信

支援事業のイメージ

 日本ナショナルトラスト(JNT、安富正文会長、東京都千代田区)は9月1日(日)~11月10日(日)まで、自然・文化遺産の保存・活用を行う地域を支援する新事業「地域遺産支援プログラム【トラスト・エール】」の公募を受け付ける。

 JNTは過去50年間、文化遺産などを所有・管理し、地域遺産の保全に関わる知識と経験・実績を築いてきた。こうしたノウハウを生かし、地域の特性や課題に応じた地域遺産を守るための持続的な「仕組み」を地域に構築し、日本各地の地域遺産を将来に継承することを目指す。

 同プログラムでは、JNTが支援対象地域にあった専門家を派遣。情報やノウハウの提供などソフト面で支援する。申請可能な組織は自治体や、営利を目的としない民間の活動団体など。採択数は最大4件で、事業期間は最長3年。

 また、JNTの実績を知ってもらおうと、9月29(日)~30(月)に同会において所有・管理する旧安田楠雄邸庭園(東京都文京区)で事業説明会と個別相談会を開催する。

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