武田の笹かまぼこ(宮城県塩竃市)のこだわり 隠し味は地元の銘酒「浦霞」
2024年8月30日(金) 配信
旅行新聞新社主催の「プロが選ぶ観光・食事・土産物100選」(2024年12発表)に初入選した「武田の笹かまぼこ」(宮城県塩竃市)が、飛躍的に売り上げを伸ばしている。
同社の笹かまぼこへのこだわりは、原材料に高ランクのスケソウダラだけでなく、イトヨリダイを使っていること。武田武士社長は「イトヨリダイに加え、隠し味に地元の銘酒『浦霞』」も使用し、昔ながらの石臼で笹かまをつくる会社はほかにないのでは」と、自信をのぞかせる。
おすすめの土産は、「笹かまぼこプレーン(真空)」や「牛たんの利久笹かまぼこ」、「蔵王チーズかまぼこ」など。併せて「最近人気を呼んでいるのが、新東北みやげコンテストで最優秀賞を受賞した、白ワインとの相性がバツグンの『canささ笹かまアヒージョ』」(武田社長)という。
店舗はJR仙石線本塩釜駅から徒歩20分の立地。売店のほか、塩竈の生マグロや、三陸産の蒸し牡蠣食べ放題が楽しめる「レストラン」、笹かまの製造・袋詰め工程の「工場見学」、自分で串に刺した笹かまを焼く「笹かまぼこ手焼き体験」など、楽しみ方はさまざまだ。
【旅行ライター&エディター 三堀 裕雄】