ビュッフェ朝食に非常食提供で防災意識高める ホテル京阪仙台が9月1~7日まで
2024年8月30日(金) 配信
ホテル京阪 仙台(宮城県仙台市)は防災の日の9月1(日)~7日(土)まで、和洋ビュッフェスタイルの朝食メニューの一部に非常食を提供する。非常食から防災意識を高めるための取り組み。
2011年3月の東日本大震災から13年、東北に位置する同ホテルでは防災対策への意識を「継続する」ことが重要だと考えており、23年の防災の日、24年は3.11に同取り組みを実施した。今回は3回目となる。同ホテルは「朝食で非常食を召し上がることで、防災への意識を高めるきっかけになれば」とコメントしている。
今回用意する非常食はメニューは、肉じゃがやさんまの味噌煮、牛タン入り仙臺塩おでん、おにぎりのほか、訪日外国人観光客にも食べやすい非常食として、ミネストローネを新たに追加した。1日に5~8品を日替わりで提供する。
また、誰でも手に取れるようホテルロビーに「防災ハンドブック」や「東日本大震災時の消防活動記録誌」などを設置。宮城県が発行する日・英・中・韓・タガログ語で作成された「外国人県民のための防災ハンドブック」も併せて用意する。