「しまくとぅば民話」をJTA機内で放映開始 沖縄の伝統文化の保全・継承を
2024年9月2日(月) 配信
日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)は9月1日(日)から、沖縄県立博物館・美術館(里井洋一館長)と連携し、「しまくとぅば民話」の機内放映を開始した。沖縄の伝統文化の保全・継承に貢献するのが目的。
同社は沖縄県との包括連携協定に基づき、沖縄文化の基層である島の言葉「しまくとぅば」によるアナウンスや、しまくとぅばシールを配布するなど、普及に努めている。今回、さらなる普及のため「しまくとぅば民話」を期間限定で機内放映する。同社は県民から観光客まで、「幅広い世代に楽しんでもらいたい」と期待する。
放映期間は2025年8月31日までの1年間。JTA保有機材全14機のオーバーヘッドモニターで、計18話を2カ月ごとに3話ずつ更新して放映する。なお、県内路線は1話のみ放映。