鉄道ファンに贈る! 鉄道ライター・辻良樹と巡る新八日市駅の旅(近江トラベル)
2024年9月9日(月) 配信
近江トラベル(伊藤孝樹社長、滋賀県彦根市)はこのほど、鉄道ファン向けに「大正時代の駅舎」の近江鉄道・新八日市駅などを、鉄道ライターの辻良樹氏と巡るツアーを売り出した。11月9日(土)、10日(日)の2日間限定の旅で、同社設立70周年と近江鉄道上下分離方式を記念した特別企画。
ツアー名は「鉄道ファンに贈る 新八日市駅タイムトリップツアーと旧陸軍八日市飛行場跡・廃線跡を巡る旅」。新八日市駅では、昭和14(1939)年ごろの硬券を再現したツアー限定のオリジナル硬券を、駅員が1枚ずつ入鋏(にゅうきょう)してくれる。普段は未公開の特等待合室跡ものぞけるほか、サプライズも用意する。
その後は、昭和初めから戦後間もないころまで、新八日市から東に向かって伸びていた「飛行場線」と呼ばれた線路の跡地を巡る。飛行場線は当時に存在した「陸軍八日市飛行場」への輸送を担っていた。八日市線の前身である旧・八日市鉄道により、飛行場付近まで敷かれた路線跡の遊歩道を歩き、軍用機を米軍の空襲から守るために造られたシェルターや、飛行場とゆかりの深い「沖原神社」など訪れる。
ツアーは11月9日が京都発、10日が米原発のいずれも日帰りの商品。料金はどちらも1人2万円。申し込みは同社ホームページから。