test

国際興業、レトロフィットEVバスの運行を開始 池袋駅西口発の路線に導入

2024年9月10日
編集部:飯塚 小牧

2024年9月10日(火) 配信

レトロフィットEVバス

 国際興業(黒滝寛社長、東京都中央区)は9月9日(月)から、池袋営業所でレトロフィットEVバスの運行を開始した。池袋駅西口発の高島平操車場、高島平路線に導入した。関東では初の運行という。

 レトロフィットとは、既存の構造や機器を新しい技術や部品で更新・改良すること。同バスは、同社で約13年間走行したいすゞ製のディーゼルバスのエンジン部分をEV化。電気バスに改造することで、同社既存車両比で年間約48%のCO2排出削減を見込む。台湾の大手バスメーカーが改造を実施し、住友商事グループによる全体統括と西日本鉄道グループの技術協力を受け、いすゞ製バスでは初のEV化改造を実現した。

 ラッピングは一目で「レトロフィットEVバス」と分かるようデザインした。「電気」を表現するため、全体を黄色で配色し、「雷」や「電池」を模したマークを配置。「充電コード」をイメージした曲線のデザインで既存の直線的な塗装との違いを演出する一方、「レトロフィット」を表すため、伝統的な若草色やロゴマークはオマージュしている。

 今回の車両導入にあたり、池袋営業所には新たに急速充電器を設けた。同社は「今後も、電動車導入など脱炭素化に向けた取り組みを推進し、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります」とコメントしている。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。