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NAA、空港の革新を推進するアライアンスAirports for Innovationに加入 ネットワーク生かし快適さ追求へ

2024年9月13日
編集部:木下 裕斗

2024年9月13日(金) 配信

Airports for Innovationのロゴ

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)はこのほど、空港のイノベーションを推進する空港運営事業者の世界的なアライアンス「Airports for Innovation (A4I)」に、アジアの空港として初めて加入した。

 同社は現在、成田空港を実験場としたチャレンジの積み上げを通じ、新たな価値創造を加速していくことを目指し、他企業との交流や産学連携を推進している。今後、より快適で、便利で、使いやすい空港とするために、世界各地の空港とのネットワークを生かし、新たなサービスの提供や技術の導入を進める。

 A4Iは2021年5月に設立。加盟各社は空港の利用体験を向上を目指し、最新技術やデジタルソリューションを共有し、協力して技術革新を推進することを目的としている。現在、アテネ国際空港(ギリシャ)とコートダジュール空港(フランス)、ダラス・フォートワース国際空港(アメリカ)、バンクーバー国際空港(カナダ)、ミュンヘン国際空港(ドイツ)、ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)、オマーン空港(オマーン)、成田空港の8空港が加盟している。

 また同アライアンスはこのほど、初めての取り組みとして、スタートアップ企業から新技術や革新的なアイデアを募るオープンイノベーションプログラムを始めた。具体的には、旅マエから旅アトまで旅行全体をスムーズで効率的な顧客中心の体験を実現する革新的なアイデアや、 より持続可能かつ、環境への影響を低減するためのソリューションを募集している。

 採択されたスタートアップ企業は、A4Iメンバーの2社以上の空港運営事業者と共に、提案したソリューションの有効性を検証。さらに、実際の空港運用の場で実証実験を行うことができる。 

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