宿の若旦那・若女将が名古屋市内で「エスカレーター安全利用」呼び掛ける(全旅連青年部)
2024年9月13日(金) 配信
宿の若旦那や若女将が名古屋市で「エスカレーターの安全利用」を呼び掛け――。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太部長)は9月11日(水)、愛知県名古屋市内の金山駅で開催された「エスカレーターの安全利用促進キャンペーン」に参加した。当日、河村たかし市長も参加した。
名古屋市は、エスカレーターの安全な利用の促進に関する条例施行に伴い、「止まって乗る」「2列で乗る」ことを推奨し、昨年から啓発活動を実施している。
外国人旅行者の増加により、大きなカバンやスーツケースを持つ旅行者が増えており、エスカレーターの歩行は大きな事故を起こす危険性が高まっている。
全旅連青年部は旅に関わる業界として、“心のバリアフリー”の観点からも「正しいエスカレーターの乗り方」を広く伝えることで、安心安全な旅の環境づくりに継続的に取り組んでいく考えだ。
同CPに参加した全旅連青年部員のコメントは次の通り。
・西田太郎東海ブロック長「昨年に引き続き、金山駅での啓発活動に参加させていただきました。名古屋市さんによりますと、現在エスカレーター利用者の約93%の方が立ち止まって乗降されているようです。これからも安心安全な利用促進のため、官民一体となって取り組んでいければと思います」。
・荒木政臣政策渉外担当副部長「名古屋市では昨年に引き続き3回目の取り組みとなりましたが、エスカレーターの安全利用の大切さを再認識する良い機会となりました。私たち全旅連青年部は、観光地だけでなく、日常の中での安全意識向上に貢献したいと考えています。この取り組みを通じて、地域社会に寄り添いながら、より安全で快適な環境づくりに努めて参ります」。