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国際線の利用者に「LINE」で搭乗案内を配信 JAL、航空業界で初

2024年9月13日
編集部:飯塚 小牧

2024年9月13日(金) 配信

個々の予約に応じて情報を配信

 日本航空(JAL、鳥取三津子社長、東京都品川区)は9月18日(木)から、国際線の利用者に「LINE」で個々の予約内容に基づいた案内サービスの提供を開始する。LINEヤフー(出澤剛社長、東京都千代田区)が運営するLINEの法人向け機能「LINE通知メッセージ」を活用して配信するもので、航空業界では初めての取り組み。

 JALはこれまで、「LINE」で国際線搭乗予定便の運航状況に関する情報を通知するサービスのみ提供しており、予約や搭乗に関する案内はメールやJALアプリなどを活用していた。これに、幅広い世代が日常的に使うLINEでの案内を加えることで、利便性の向上をはかりたい考え。

 「LINE通知メッセージ」は企業の公式アカウントを友だち追加することなく、利便性の高いメッセージを受け取ることができるサービス。配信される通知メッセージはユーザーにとって、有用かつ適切であると判断された内容のみという。

 今回、JALは搭乗便の運航状況と搭乗手続き方法、チェックインが済んでいない場合の連絡、保安検査通過の案内、予約便の欠航・遅延などの状況を配信する。国際線を予約の際に、LINE登録済の携帯電話と同じ電話番号を登録すると、「JAL Information」からメッセージが届く。

 JALは今後、同サービスを国内線にも拡張していく予定だと発表している。

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